ロンリーハート 『ロンリーハート』を観る。実際の凶悪犯罪に題材を求めた映画は多いが、これもそのひとつ。ジャンル的には水準作であり、悪くはないのだが、既視感に近い印象もまた付き纏う。追う側と追われる側の場面が交錯する物語にはそれを牽引するモチベーションの影がみえるとしてうっすらとしたものである。『サルバドールの朝』に引き続き死刑執行のシーンが含まれている。異様なシンクロニシティ。 共有:TwitterPrint