恋とスフレと娘とわたし

『恋とスフレと娘とわたし』を観る。2007年の作品なのにどこか懐かしい感じさえするのである。娘を心配する母親がインターネットで恋人候補を募集するという筋書き自体、もうどうしようもなくありきたりだし、三人姉妹で姉がいて、というあたりの設定も何度観たかわからないというくらい使い古されてはいるが、ダイアン=キートンは妙に高いテンションだし、娘のほうも二股状況でありながら深刻な葛藤で物語を停滞させることもないので、何となく観てしまう。