チェ 39歳 別れの手紙

poppy『チェ 39歳 別れの手紙』を観る。第1部である『28歳の革命』が扱っていたのは1964年の国連演説までであり、のちにボリビアに渡ってその死まで。思えば、第1部に挿入されていた通訳のエピソード(「今夜はご用はありますか」)は彼のその後(「真に必要とされる人間などいない」)を暗示してわざわざ差し込まれたものだというわけだが、わからんて、それは。前線をもたないゲリラであるがゆえの不定ぶりもよく描けており、あれやこれやとマニアックには感心できるが(嫌いではない)正直、寝ちゃう人も多いのではあるまいか。