モンテーニュ通りのカフェ

bark風邪気味。『モンテーニュ通りのカフェ』を観る。難解なフランス映画ではなく、ちょと身も蓋もないくらいステレオタイプの登場人物しか出てこないものなので大変、気楽に観られる。田舎から8区に出て来た娘だの、商業的な演奏に疲れたピアニストだの、金持ちの父と不和の息子、その父は癌とか、昼メロから映画に進出しようかという女優だのと、いちいち分かりやすいし。カフェ自体は愛着をもって描かれているとは言い難いが、タイトル通りの群像劇で佳作。