D・WARS ディー・ウォーズ

sky『D・WARS ディー・ウォーズ』を観る。舞台をロサンゼルスとした怪獣ものだが、韓国の制作で俳優陣はほぼ無名。脚本も演出も素人芸でありCGにのみ金がかかっている感じであるものの、垢抜けなさはどうしようもない。どこか『宇宙からのメッセージ』を想起していたのである。韓国映画史上最高の制作費35億円、という触れ込みらしいが、この中途半端なセンスではカルトとしての支持も得られまい。怪獣好きが高じてということであれば、もう少しひっそりと作っていたほうが、まだしも愛を感じられると思うのである。