ニュームーン/トワイライト・サーガ

frosty『ニュームーン/トワイライト・サーガ』を観る。言うまでもなく『トワイライト』の続編で、サーガを名乗る通り長大なシリーズとなりそうな気配である。前半は愛しているけど触れられないという特殊なプレイを延々と。何かとしっとりとした展開で、ヒロインのクリステン=スチュワートは例によって眉間に皺を寄せているので全体に辛気くさい。10代の真剣さに付き合うというのは、それがフィクションであっても疲れるものであるし、ベラは年相応にヒドイ奴である。ジェイコブって気の毒ではないですか。後半は意外な展開というのもあって、シリーズものとしてのテンションを維持している。つまり、次作に続く。DVDには『エクリプス』の撮影風景も収録されていて、打って変わってアクションが多くなりそうな気配があり、何だかんだと言いつつ次作も観るであろう。監督が代わった影響は画面にも表れていて、色の濃度が全体に上がっており、どうかするとベラの眉毛まで濃くなっている。