『ライ・トゥ・ミー 嘘の瞬間 シーズン2 Vol.4』を観る。物語はついにアフガニスタンの前線を舞台にして、戦場の極限状況でのキネシクスである。もちろんセットではあるのだが、それなりの演出がされていて、このシリーズに特徴的な物語構造の作り込み方が端的にあらわれた巻となっている。ライトマン博士の過去が小出しに語られるあたりも奥行きの出方に効いていて、やっぱり面白い。
ライトマン博士の娘を演じているヘンリー=マクファーランドはよほど人気があるとみえて、毎回コンスタントに出番が確保されているのだが、実年齢よりも若干、年下の役柄を演じているうち、だんだん大人っぽくなってきて、ちょっとしたハリー=ポッター状態なのだが、びっくりしたような表情に特徴があって、実はこの表情がでないと物足りないというマニア好みのキャラクターになっている。