田舎住まいのよいところも幾つかあって、そのうちのひとつはまず図書館である。近隣市町村の六つの図書館はネットで連携しており、インターネットで検索の上、予約をすると最寄りの図書館で受け取ることができる。何しろ比較的には人口が少ないので、よほどのベストセラーでなければ予約待ちで順番がいつ回ってくるか判らないということもない。というわけで、微妙な線にある本は敢えて買わずに図書館というスタイルが定着して久しいわけだが、そもそも図書館に入らない本というのもそれなりにはあるわけで、しばらく留保しておいた『地球移動作戦』をAmazonで購入。山本弘の小説なので何となく内容は想像がついてしまうのだが、いやもう、そのタイトルだけで。