彷徨える艦隊

最近、ジャック=キャンベルの『彷徨える艦隊』にハマっていて、シリーズを一冊ずつ買っては読んでいる。第一巻には『女王陛下のユリシーズ号』の艦内巡視を彷彿とさせるシーンがそこかしこにあって元海軍士官という作者の面目躍如という印象であり、伝統的な指揮権掌握のストーリーでもあって、SFとはいえレトロな感じを楽しんだのだが、第二巻では『ギャラクティカ』みたいになっていて、いよいよ彷徨っている感じが出てきた。どうでもいいことだけど、「さまよえる」が一発で「彷徨える」に変換されてちょっとびっくり。