死都日本

エイヤフィヤトラヨークトル火山の噴火で欧州の空輸が大混乱というニュースを読みつつ、フランス革命の遠因になったとされる過去の史実を紐解きつつ、またもや『死都日本』を引っ張り出してきてこれを読む。いや、破局的噴火となれば、この程度の話では収まらんてと賢しげな顔をして。実際のところ、地質学的なスケールの変動が社会に与える影響を捉まえるためのフレームワークを人類はもっておらず、そもそもどのような変動が起こるのかについても事後的にしか知ることができないというあたりはよくよく認識しておいた方がよろしい。