iPad

typhoonで、やはり朝の5時に目が覚めるのである。こういう時、いつも『ブラック・ジャック』にあった体内時計のエピソードを思い出す。
結構な長さのキーノートのストリーミングを通しで見るという律儀なことをやって、何だか分かったような気になっている。PA Semiを買収したときから取り沙汰されて来た通り、自前のプロセッサを載せてきたあたりが興味深い。必要ならばそれに適したモノを作る、という態度は水平分業の中で多くのメーカーが失ってしまったものであって、特に日本の製造業は居住まいを正さなければなるまい。
タブレットPCは多くの会社が試みては失敗してきた分野だが、常にそうであったように、今回もAppleは大筋において成功するであろう。ただし、日本市場においてはiTunes Storeの貧弱ぶりという課題があって、ブラウジングに重点をおいたデバイスだけに、このあたりはハードルとなるのではないか。いや、USのコンテンツが普通に買えるようになるだけでいい。(願望)