まだまだ

夜半、Liveカメラの不鮮明な画面の中で、水蒸気を噴き上げている崩壊した原発の映像のイメージは、無言の咆哮にみえてひどく恐ろしい。3号機からは海への流出が発見され、事実上の水棺済みと言われていた1号機は空焚きという状況で、結局のところ事態の掌握が出来ているとは言い難い状況であるということを再確認する。このことは忘れてはいけないのだが、慣れというのは怖いものだ。