『エクスペンダブルズ』を観る。まぁ、登場人物を揃えただけで評価されるべき映画ということにしておく。結果、その題名のわりに消耗感とは無縁であり、裏切り者っぽいドルフ=ラングレンまで結局のところ仲間内という話なので、雰囲気は『怪獣総進撃』に近い。筋肉系の役者で出演していないのはヴァン=ダムくらい。スタローンがゴジラ、ジェイソン=ステイサムがモスラ。アーノルド=シュワルツェネッガーがワンシーンだけ登場してスタローンに嫌味を言う役。ブルース=ウィリスも同じ画面に収まっていて、しかもその画面だけの出演であって、オールスターとはいえ効率のいい作りになっている。話の筋は何匹かの怪獣が南の島で大暴れするだけというシンプルなもので、難しいところはまるでない。