久しぶりに東京出張。震災後の新宿は初めてだが、使用停止中のエスカレーターが目立つというくらい。だがしかし、あらゆるところに段差のある新宿という街の反バリアフリー性について、10年くらい前に西海岸の弁護士と新宿を歩いたとき日本国を代表して散々、文句を言われたことを思い出し、ことは単に節電の問題ではないと思い直す。とはいえ、ソリューションとしてのエスカレーターというのも、まるでエレガントには感じられず、いち早く停めても構わないというのであればそもそも役に立っていなかったのかも知れず、いずれにしてもこのあたりには新しいデザインが必要ではあるまいか。