引き続き『慈しみの女神たち』を読みつつ、『吸血鬼と精神分析』を読みつつ、『ライ・トゥ・ミー』ファイナルシーズンの第10話を消化して、何だか訳のわからないことになっている。
『吸血鬼と精神分析』は矢吹駆シリーズの最新刊で、『バイバイ・エンジェル』から『薔薇の女』までの初期三部作に近い雰囲気があって、懐かしいやら楽しいやらという感じ。劇中の時間軸ではラルース家のあの事件から1年後ということになっているのだが、『バイバイ・エンジェル』の初出が1977年だということを考えるとこの隔たりはちょっと呆然とするぐらいあって光陰矢の如し。いやはや。