『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』を観る。監督は『スモーキン・エース』のジョー=カーナハンで、無駄に派手な感じがAチームっぽくもありカーナハン調でもあり。リーアム=ニーソンのハンニバルはわりあい適役であり、細かい設定も往年のファンをきちんとフォローしている感じがあるのだけれど、騒々しいだけと言えば言えなくもない。万事、大雑把なのである。ブラッドリー=クーパーは『ハングオーバー!』と大して違わないキャラクタであり、ちょっとデタラメな色男というポジショニングで独自の地位を築きつつある。だがしかし、このニヤけた顔つきがちょっと苦手。