『臨死』を観る。Huluでの初視聴だが、前述のごとく、DVDを観ているのと体験自体は大して変わらない。帯域が確保できればHD表示になるので、MacBook Airでさえファンの回転数が上がってくるのだけれど、ヘッドフォンをつければ特に問題にはならない感じではある。
映画自体は、スピルバーグの『宇宙戦争』でトム=クルーズの息子を演じていたジャスティン=チャットウィンが、人里離れた場所で瀕死となり幽体離脱状態となって助けを求めるという胡散臭い話であり、『ゴースト』の変形といえなくもないが、脚本はかなり物足りない。よくよく考えれば、幽霊みたいな存在が、物語の進行に絡むのは容易ではないわけで、脚本家はかなりのハンデを負っているとはいえ。
Huluの上映ではエンドロールが流れはじめると次のオススメ映画が提案される仕組みとなっていて、律儀につきあっていたら時間がいくらあっても足りない。