iPhone for S

ソフトバンクのオンラインショップで予約してあったiPhone 4Sが到着。早速、同封のmicro SIMを装着して、Webで機種切り替え手続きを行う。この手続き自体は一瞬で済むのだが、どうやらシステムの反映は1-2時間かかるものと見えて、いつまでたっても「圏外」表示が消えないので、ネットで検索した「再起動してみる」というあたりを試すと漸くアンテナが立って登録終了のMMSが送られてくる。
もちろん速いわ画面はキレイだわと3G世代からの乗り換えであれば感心するところはいろいろあるのだが、今回の眼目はやはりSiriであるとみえ、”Opne the pod bay doors”という質問をしてみるのはお約束として、噂に違わずかなり賢いエージェントであって、次世代のインターフェイスは疑似人格によってパーソナライズが進むに違いないと確信させる出来であり、しかもこれを実現するには巨大なクラウド設備が必要であれば大きな参入障壁となるものでもあって、いよいよエンタープライズの戦略と新しいコンピューティングの具体的な姿というものが見えてきた。そしてかの人物は、そうした未来を見越していたに違いないのである。