まぁ、愛情とは常にすれ違うものである。よしんば空回りの懸念があったとして、これに逡巡するものではないのだが、チワワの三男坊のあんずに頬擦りして、顔を思い切り噛まれるのも4、5回目。前回からはおよそ10日のインターバルで、左右の口元に残った傷跡では、やはり真新しく赤いヤツが痛々しい。事故当時の記憶というのはトンでしまいがちだし、そもそも至近での接敵であるのでその様子を観察することは困難なのだが、恐らく写真のような凶相であったと思われる。
タイトルは「がぶり」という臨場感のある擬音にしようと思ったのだが、iOSが洋風の名前を勧めるのでそのままにしておいた。