『フライトナイト/恐怖の夜』を観る。1985年の同名映画のリメイクで、チャーリー・バートレットことアントン=イェルチンが主人公。ヒロインは『28週後…』のイモージェン=プーツ。いわゆるサバービアものの建て付けに従い、ちょっと冴えない主人公が不釣り合いにかわいい彼女を守りながら活躍するという筋書きに、これを助ける男の復権を絡ませて、お約束のストーリーを上手く膨らませてある。構造としてはオリジナルのそれを維持し、役者が魅力的なこともあってかなり面白い内容に仕上がっている。おすすめ。ヴァンパイア役はコリン=ファレル。制作はドリームワークスだし、B級かと思えば、それなりの大作なのである。