LUPIN the Third~峰不二子という女~ 第2話

『LUPIN the Third~峰不二子という女~』の第2話を、ふたたび日テレオンデマンドで観る。オープニングタイトルにはちょっと異様な迫力があって好き。そして次元大介がいかにして用心棒を辞めて泥棒に転向したかという今回の話は、ファンの大好きな昔語りであって、峰不二子を狂言回しに採用した今回企画の意図を活かしたかたち。結末の墓地のシーンはレイアウトだけでもご飯三杯はいけるというものである。
声優変更の大波を乗り越えてきた小林清志は80近い年齢のはずで、語りは年相応の貫禄を感じさせるものになっているが「けっ」という悪態の調子はこの人独自のものであり、もちろん余人を以て代えられるはずもない。