AppStoreを覗いて、ついふらふらと買い物をしてしまうこともたびたびだが、Swift Publisherがいつの間にかバージョンアップして3となっており、どうやら日本語の縦書きにも対応したらしいというので試してみる。
個人的な趣味としては、たとえ日本語のドキュメントであっても横書きがあれば十分なのだが、世の中には頑強な主義者というのがいて、たとえば配布物には縦書きでなければならない渡世の事情というのもあるわけである。たまに。これまではInDesignを持ち出して組み版をしていたのだが、Adobeのライセンスはわからなくなる一方だし、そもそも作業自体がWordレベルの話だから、そもそも牛刀をもって鶏を割く感があって気恥ずかしい。何より、いろいろ言ってもこの手のソフトが大好きである。
ざっと試した感じでは、実に素直なインターフェイスのつくりであって、妙なアクを感じることはほとんどなく、従って迷うこともなく、スマートガイドがきっちりと位置を決めてくれるのでストレスもなく、なかなかよいのではなかろうか。日本語の入力には時折、妙な挙動が垣間見えるのだけれど(インライン編集時には一時的に横書きとなる)結果はしっかりとしているみたいなので、実用には問題ないみたい。
Swift Publisher 3
カテゴリ: グラフィック&デザイン
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