NHK朝の連続ドラマについて感心するところは、土曜日のエピソードを視聴するだけでも何となくその週の流れを把握できた気になるところであり、もちろんそれが可能となるように構成されているに違いない。
というわけで『あまちゃん』はクドカンテイスト満載でとても面白いのだけれど、録画もせずに怠惰な土曜日視聴を続けている。もったいない。
『純と愛』についても、何となく話の流れだけは掴んでいて、BSで放送されたスペシャル『富士子のかれいな一日』を見てしまう。設定は2年半後ということみたいだけれど、一番の関心事であるはずの純君の状態は「相変わらず」と言及されていて、視聴者の要求には応えないという一貫した世界観はある意味で大したものである。