『キサラギ』を観る。アイドルの死にまつわる謎をその一周忌に集まったファンが解いていくという密室劇で、小栗旬が出ていたりしたこともあってそれなりに知られた作品だけれど、以前どこかで放映してたときには冒頭の5分くらいでリタイアしていたのである。
それなりにコンパクトにまとまった話ではあるけれど、せっかく単一舞台の密室劇であるにもかかわらず、いろいろと過剰な要素が多くて垢抜けない。プラネタリウムのシークエンスにはかなりびっくりした。そもそも108分を保たせることができるような内容でもないのだから20分くらい削ったらちょうどよい感じになっていたのであるまいか。