テッド

『テッド』を観る。喋るティディベアが主人公のコメディとはいえ、内容は立派なR15指定で、エグいところはともかく、フラッシュ・ゴードンのネタでかなり引っ張ったりもするので、R15どころかアラフォー向けといった感じ。映画好きのクマという設定で細かいオマージュがいろいろ仕込んであるし、カメオっぽい出演者も多くて教養を要求してくるけれど、基本的にはバディもののジャンル映画であり、お約束に従って話は展開する。テッドの役回りは人間ならオーウェン=ウィルソンといったところで、既視感はあるけれど、その愛嬌には嫌味がないし、とにかくよく動く。

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