プレミアム・ラッシュ

『プレミアム・ラッシュ』を観る。ジョセフ=ゴードン・レヴィットが自転車を駆るメッセンジャーとなってニューヨークの街を疾走するという映画で、90分を走り続けるところに気合いが見えて立派。スピード感のある撮影は実際のところそれなりに大変だったと思われるのだけれど、手を抜いたところなく、かなり頑張っている。監督は大作の脚本に関わっていることの多いデヴィット=コープ。悪徳刑事の役でマイケル=シャノンが出演していて、例によって目が据わっており恐い。一方、ジョセフ=ゴードン・レヴィットは珍しく汗臭い役回りで、スタントもこなしているところがあり見所が多い。全体としてなかなか面白く、オススメできる。

2013-02-10 10-23-54