世界史

ウチの坊やのために買ったウィリアム=H・マクニールの『世界史』を読み進めているのだけれど、言葉通り、人類の歴史のはじめから、地理的にも世界全域を射程に入れたこの本の抽象度と書きぶりが、佐藤哲也の小説の印象に似ていると思い至って頭の風通しがよくなる。