引き続き進撃

そんなわけで『進撃の巨人』を10巻まで読む。無数の暴力的な死、しかも化け物に喰われるという原始的な恐怖を繰り返してきた本編も、徐々に傾向を変え、身近な人間の変身譚の趣でまたぞろ人間の根源的な恐怖に挑戦している感じ。つまりこのあたりのシンプルさが面白さの由来であるということか。