『時の娘』を読む。イングランド王リチャード3世の実像をテーマとした、ジョセフィン=テイによるあまりにも有名な小説だけれど、同じくあまりにも有名なシェイクスピアの『リチャード三世』についての言及がどんな案配だったか、読んだのが遠い過去のことなので忘れていたわけである。考えてみれば俎上にあがっているのは歴史家であって、もとよりフィクションである史劇は関心の埒外であるというわけだけれど、何となく気になっていた内容に整理がついて妙にすっきりする。
『時の娘』を読む。イングランド王リチャード3世の実像をテーマとした、ジョセフィン=テイによるあまりにも有名な小説だけれど、同じくあまりにも有名なシェイクスピアの『リチャード三世』についての言及がどんな案配だったか、読んだのが遠い過去のことなので忘れていたわけである。考えてみれば俎上にあがっているのは歴史家であって、もとよりフィクションである史劇は関心の埒外であるというわけだけれど、何となく気になっていた内容に整理がついて妙にすっきりする。