訃報

思えばマーガレット=サッチャーの現役時代にあわせ育った世代なので、その訃報にも感慨はあるのだけれど、政権を追われてから20年経って、あからさまな呪詛とともにその死が語られる人というのはやはり大人物には違いない。
改めてその功績を振り返れば、新自由主義の確信に基づくレーガンとの共謀共同正犯であり、その御都合主義的な模倣が本邦の現政権だと思えば、後世では同じような歴史的評価が下されるのではあるまいか。

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