『Halo 4』を観る。
それがX-boxのゲームタイトルで、それなりの人気を保っているということぐらいは知っていたのだけれど、もともとゲームには何の関心も持っていない人間がどうしてこのような映画を観ているのかといえば、トレイラーがちょっと面白そうな感じに仕上がっていたからである。それがゲームだったとしても『宇宙の戦士』とか『終わりなき戦い』へのオマージュは容易に感知できるものだ。つまり、そんな感じの映画ではあるまいかと思い、実際にそんな感じの映画ではあったものの、トレイラーの範囲内で起承転結を語れるシロモノであったというのが予想外で、面白いかと問われればそれほどでもない。もちろんゲームに繋がる文脈を有するであろうストーリーなので、そもそも意味合いがよくわからない場面も多いのだけれど、このあたりの付加価値を間引いてみると妙な既視感があって、どれもこれも予告編の範囲で先刻承知であったという次第。