iOSのPodcastアプリにアップデートがきていて、例によってあまり考えることなくアップデートしたのだけれど、マイ放送局という垢抜けない呼称の機能を実装した今回のバージョンでの一番の変更は実は例のSkeuomorphic UIの放棄かもしれず、オープンリール式のテープレコーダーを模したコントロールパネルが廃止されている。いかにも、あの画面はいろいろと過剰であったし、だいたい今どきの人たちにはオープンリールの説明から入らなければならないのだから、そもそも不毛であって、新しい方向性は嫌いではないのだけれど、ある種の特徴が削ぎ落とされていくこともまた事実であり、移行が終わったあとに立ち上がってくる世界観の是非についてはまだ分からない。