オースティンランド 『オースティンランド』を観る。監督のジェルーシャ=ヘスは『ナボレオン・ダイナマイト』の脚本にも加わっていたジャレッド=ヘスの奥さんだけれど、ユルくもなくヘンでもなく、ロマンスとしては王道の展開。ジェーン=オースティンへの傾倒が昂じて『高慢と偏見』的世界を再現するオースティンランドへのツアーに参加した三十路過ぎのヒロインが、格安パッケージゆえの差別待遇を受けながらドタバタやってアメリカンな幸せを掴むまで。まぁあれだ、だから何、という気がしないでもない。 共有:TwitterPrint