『オール・ユー・ニード・イズ・キル』を観る。日本のライトノベルが原作ということで話題になっていたけれど、クレジットにはちゃんと『HIROSHI SAKURAZAKA』の名前が登場する。オープニングにタイトルが登場しない珍しいつくりで、クロージングクレジットには『Edge of tomorrow』と、わりあいまともな題名がついている。原作のラノベはウチの坊やが所持していたものの、こちらは十数ページで挫折したクチなので若干の不安はあったのだけれど、エイリアン相手のDデイを繰り返す前半はハリウッドならではの手の込んだCGでなかなか作り込んであり、さすがトム=クルーズ主演作という感じで見応えがあるし、リプレイ感も面白い。物語に導入された仕掛けのおかげで、結果としてかなり幅のある娯楽作品になっており、エミリー=ブラントも凛々しいしで結構、楽しめる。