『スター・トレック イントゥ・ダークネス』を観る。『スター・トレック』でもちゃんとJ=J・エイブラムス風になっているというのには、かねて感心していて、リメイクの一作目も楽しんだけれどベネディクト=カンバーバッチが出演している本作も、話の筋が整理されているとは言い難いとして、映像には破綻がないのでとりあえず飽きない。よくよく考えると何もかもがすごく変という脚本は『カウボーイ&エイリアン』だの『プロメテウス』だの『ワールド・ウォーZ』を手がけているデイモン=リンデロフで、物語上のミッションがころころ遷移しつつ強引に展開するあたりがどれもよく似ており、手法がテレビシリーズなんじゃないかと思うのである。あわない。