『ダラス・バイヤーズクラブ』を観る。マシュー=マコノヒーがHIV陽性で余命30日を宣告されたカウボーイを演じてアカデミー賞を獲っているのだけれど、クリスチャン=ベイルもびっくりの痩せ方で起伏のある役柄を演じている。ビジネスパートナーとなるレイヨンを演じているジャレッド=レトーも相当にウェイトを落として難役に挑戦しているし、役者はおおよそ凄みのある仕事をしている。後先の呼応した脚本も出来がよく、重い話だけれどそれだけではない。