チョコレート ドーナツ

『チョコレート ドーナツ』を観る。アラン=カミングがゲイのシンガーを演じて凄味のある演技をみせている。映画は後半、法廷劇の様相をみせるけれど、真のクライマックスは主人公ルディの歌唱にあり、ここで歌われるボブ=ディランの『I shall be released』に物語が加えた文脈が深い余韻を残す。原題の『Any day now』もこの歌詞から。
どうでもいいことだが『ライ・トゥ・ミー』のジリアンことケリー=ウィリアムズが学校の先生の役でちょっと出ている。

2014-08-09 07-22-49