トータル・フィアーズ 『トータル・フィアーズ』を観る。昨日観た『マーシャル・ロー』に引き続き、クリントン時代のポリティカルサスペンスだけれど、どうかするとトム=クランシーの原作よりも現在を示唆しているようなところがあって、ええかげんなハリウッド映画もまったく侮れない。観る者に現実の影を想起させるというのは、フィクション本来の力であろう。 ジャック・ライアンを演じているベン=アフレックもずいぶん若いけれど、クリス=パインのジャックよりはよほど説得力がある。これ一作きりとなったのは残念なことだ。 共有:TwitterPrint