リディック:ギャラクシー・バトル

『リディック:ギャラクシー・バトル』を観る。『ピッチブラック』から14年、二作目の『リディック』からしても10年というインターバルをおいて、雰囲気としては一作目に戻った感じで未開惑星上でのサバイバルが繰り広げられるわけだけれど、いまさら前々作の因縁話をもちだされても、何の話だったかさすがにピンとこない。それは仕方ないとして、基本的には世界観と絵作りが先行するつくりは相変わらずというところで、今どきのCGとしてはあまりコストがかかっているようには見えないところはあるにして、それなりのものにはなっている。ヴィン=ディーゼルはいつもヴィン=ディーゼルというほか他なく、今回はそれなりに苦労している感じもあるけれど、結末の展開はちょっと苦し紛れという印象もなくはない。

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