線と線がきちんと閉じた精密描写、いわゆる科学系のスケッチの類が好きで、自分でも描いてみたいと思い立ち『生き物の描き方』を読んでみる。これまた読み物として面白く、テクニックというよりは背後にある観察精神を重視した内容なので自然と絵が上手くなるということは金輪際ないのだが、つまり練習と経験をおいて上達の道はないであろうことがよく分かる。それはともかく、大変参考になる作品は主に後半、昆虫類の驚異の世界にわけ入って行くので自分が昆虫嫌いであることを思い出してうへぇとなっている。
線と線がきちんと閉じた精密描写、いわゆる科学系のスケッチの類が好きで、自分でも描いてみたいと思い立ち『生き物の描き方』を読んでみる。これまた読み物として面白く、テクニックというよりは背後にある観察精神を重視した内容なので自然と絵が上手くなるということは金輪際ないのだが、つまり練習と経験をおいて上達の道はないであろうことがよく分かる。それはともかく、大変参考になる作品は主に後半、昆虫類の驚異の世界にわけ入って行くので自分が昆虫嫌いであることを思い出してうへぇとなっている。