赤×ピンク

エッセンスを踏まえつつ全く別の世界を構築した映画のほうを観たのを何となく引き摺ってしまったので、Kindleに入っていた角川版の『赤×ピンク』を買い求める。作家の全てが入っている初期の作品があるとすれば、やっぱりこれがそうであろう。ファミ通文庫版の出版が2003年なので、もう10年以上前の作品だが、いわゆるラノベの棚にこの内容が並んでいたというのは当時としても異例のことであったのではあるまいか。