以前なら、スタンドアローンクライアントの機能劣化版でしかないクラウドアプリを使うことの意義は奈辺にありやという立場で、Googleドキュメントの黎明期に何回かトライをして使うことはなくなった経緯はあったのだけれど、そういえばこのところいわゆるクラウドにおいた書類をOnlineアプリで使うことが多くて各社の意図がようやく腑に落ちてきた感がある。つまりフロントエンドの必然性はドキュメントがどこにあるかで決まるのであり、Googleのオフィスアプリがドライブの名のもとにあるのにもようやく納得がいった。どこに保存されているかが実は基本性能であって、機能はそのあとについてくる。
そう考えるとオンラインストレージサービスの各陣営が次に目指すのもこのあたりで、そういうポイントでみると保存そのものだけではなく、アプリのサポートという点ではdropboxよりBoxのほうががんばっているみたい。