PTU

『PTU』を観る。引き続きジョニー=トーの香港映画祭りを続けている。またしても警察官が拳銃を失くすという事態からストーリーは転がっていく話なのだけれど、何だかこのモチーフに思い入れがあるみたい。本邦の映画にもかつて同じような時期があったような気がする。
組織犯罪対策課の刑事と警邏小隊の一夜、クライマックスに向けてエピソードが収束していくという構成で、好みの展開ではあるのだけれど『パトレイバー』ほど牧歌的ではなく、しかしよくよく考えれば小さい話をうまいことまとめていて飽きない。

summer