ザ・マシーン 『ザ・マシーン』を観る。近未来の人工知能を扱った映画で、お金のかけ方は最小限だけれど、この分野では珍しい英国製ということもあってサスペンスの雰囲気は悪くない。チューリングテストが重要な小道具となっており、しかしそのチューリングテストそのものはちょっと勘違いな感じだけれど、チューリングもイギリスの人であれば許される。これもまたシンギュラリティを扱っているけれど、ハリウッド大作の『トランセンデンス』などよりはよほど奥行きを感じさせて好感がもてる。結末も実に英国風。 共有:TwitterPrint