ラヴクラフト

横浜から茅野へ。圏央道の開通によって道程はほとんど2時間にまで短縮され、しかし短縮された時間以上に楽になった感じ。
本屋を回っていろいろを物色したわけだが、黒表紙のラヴクラフト全集に森見登美彦が推薦を寄せていて、そういやどこかでラヴクラフトの影響を告白していたはずだし、なにしろ神話体系だと思いつつ、しかし個人的見解ではかけ離れたカテゴリに整理されているので、ちょっとしたギャップがあって宣伝としてはなかなか目を惹くものとなっている。あくまで主観において。
氏の短編では『水神』がとても気に入っており、なるほど内田百閒だけではなくラヴクラフトかと今さら腑に落ちたのだけれど、これはもしかしたらだいぶ迂闊である。