巨大災害

NHKスペシャル『巨大災害』の第3集をみる。今回は311以降の日本列島付近のプレートの動きの変化と、いつかは必ず起こるというカルデラ噴火について。『死都日本』の読者なら馴染みとなっているカルデラ噴火だが2万5千年前、姶良カルデラの噴火で起きた入戸火砕流によるものと思しき現地のシラス台地の様子を紹介していて勉強になる。1回の噴火で100メートルの堆積という規模感はなかなかピンとくるものではないが、映像で見ると相当に途方もないことであるのだけは実感できるし、何であれ予知なしには全滅するほかない類の災害であるというのはよくわかる。