編集作業

多読のひとの書いている文章を読んでいると既視感のあるフレーズに出くわすことがたびたびで、とくだん引用の断りもないので面食らうことになるのだけれど、つまりその仕事は間テキストの網目をつくりだすことにあって学術的な新規性を提出しようというわけではないというふうに理解して、それはそれでよいのだと思う。
最近ではデザインの分野での剽窃騒動が注目されているけれど、もちろんどの分野でもまったくのユニークネスというのは幻想であるという前提は確認されておかなければならない。