街道をゆく

司馬遼太郎の『街道をゆく』は実家にいたときに何冊か読んでいるはずだけれど、もちろんキレイさっぱり忘れていて、残っているのは司馬遼太郎の独特な語り口のみである。このたびKindleで買い求めて「湖西のみち」から読み直しているのだけれど、時空を自在に往還する語り口によって見通しは遥か地平まで至るようであり、これを「カシミール3D」で地形を確認しながら読む体験は至高。