125万件

看板を架け替えたくらいで組織の体質が改まるとは期待していないので、日本年金機構への期待値の低さが今回の個人情報流出についても妙な諦観を伴った冷静さでみることができるというものだが、伝えられる作業の内容自体、情報通信技術の発達からは取り残された感が非常にあって、日本社会の生産性向上余地はやはり大きい。日本年金機構のホームページに掲載されているプレスリリースは「報道関係者各位」と宛先がある古風なもので、この期に及んでこのダメージコントロールでは図らずも体質を露呈しているというものである。