石井克人によるガメラ生誕50周年記念映像を繰り返し観て、記念特別サイトに雄々しく「帰還」の文字があるのを確認し、新たな映画の予感に打ち震えている。いや、ここまでやってショートフィルムだけ、というのはあり得ないからして。
そのショートフィルムのほうは平成三部作のラスト、ギャオスの大群が日本に襲来した流れを受けている様子で、ガメラの双腕が健在であるとか微妙な差異は措くとして、宮藤官九郎がぱっくり食われているし、ギャオスの群れへの火球発射のシーンから破壊された東京の遠景への繋がりはちょっとしたスペクタクルとなっていて無論のこと期待は高まる。
実は『小さき勇者たち』が製作されたのはガメラ生誕40周年という話もあるけれど、これをなかったことにしている最近の風潮に当方としても乗らないものではない。